じつはETS手術を受ける多汗症患者は少数派!

 

手掌多汗症を治す外科治療としてETS手術(胸部交感神経遮断術)があることをご存知の方も多いと思います。

 

ETS手術の効果は高く、ほぼ確実に手の汗を止めることができる有効な手段であることは間違いありません。

 

ただし、誤解して頂きたくないのはETS手術は決して手汗を止めるのスタンダードな対策ではないということです。

 

こちらのデータをご覧頂いてわかる通り、ETS手術を受ける方は局所多汗症患者全体のうちわずか2%にすぎません。

 

 

◎ETS手術の割合以外にも判明したこと💡

 

  • じつは対策をほぼ何もしていない人が3割以上もいる。
  • 効果の低い薬局などで売られている万人向けの市販の制汗剤を使用している人が最も多い。
  • 多汗症で悩んでいる8割弱の人が有効な汗止め対策を取れていない。

ETS手術は決して最善の治療ではない!

 

多汗症手術 女性 後悔

女性は後悔する人が多い傾向にあるのでより慎重になるべき。

 

なぜ多くの人が効果の高いETS手術をしないのか、それはご存知の方が多いと思いますが代償性発汗(副作用)のリスクが高いからです。

 

この代償性発汗は胸部(ちょうど乳首のあたり)より下から大量に発汗するもので、止まった汗とは比較にならないほど大量の汗をかきます(^_^;)

 

程度の差こそあれ、ETS手術を受けるとほぼ100%の確率でこの代償性発汗が起こります。

 

夏場などは本当に汗の量が多く、常にツツ〜っと汗が背中やお腹をつたってしまうような状態(体質)になってしまいます。

 

このようにETS手術には手汗を止める代わりに代償性発汗という副作用があり、言うなれば諸刃の剣もろはのつるぎです。

 

ETS手術は決して誰にとっても最善の治療方法ではないということです。

 

手掌多汗症のETS手術はまさに覚悟が必要な手術!

 

ETS デメリット

 

上記の通りETS手術によって逆に日常生活に支障をきたしてしまう恐れがあるため、仮に今後ETS手術が改良され多少なりとも代償性発汗が抑えられるようになったとしても、それでもやはり万人に勧められる治療にはならないでしょう。

 

事実、ETS症(代償性発汗など手術による後遺症)に悩む被害者の会なども存在し、賠償や訴訟も起きています。

 

元の体に戻してほしいと訴えてリバーサル手術を希望する方も少なくありません。(完全に元には戻らない。)

 

また、決して怖がらせるつもりはありませんが、術後にETS症のために精神を病んでしまったり、自殺に追い込まれてしまう方まで出てしまうほどです。

 

ETS手術を受けようとお考えの方は、満足な結果を想像するだけでなく、最悪な事態も想像し、そしてそれを受け入れる覚悟も持たなければなりません。

 

他に対策を全部試す前のETS手術は後悔の元凶!

 

ETS手術は最終手段

 

ETSはその後の人生を大きく左右してしまうほどの手術なので、最後の砦であり、最終手段です。

 

「他の汗止め対策を全部試したけどダメだった!それでもどうしても汗を止めないと辛い!」

 

そういう切実に悩んでいる人だけが受けるべき手術であり、そうでなければおそらく結果に満足できません。

 

もし今、軽い気持ちで手術を受けようかを悩んでいるのであれば、これだけは想像してください、、、

 

ETS手術を受けたに、別の方法で満足できる汗対策が判明した場合、不必要な手術を受けて代償性発汗だけが残る可能性があることを!

 

実際このように後悔している人が私の周りにも数多くいらっしゃいます(~_~;)。

 

なので後悔を避けるためにも、まずはできるだけたくさんの手術以外の対策を試し、満足できる方法がないかを探ることが最善策ではないでしょうか( ´ ▽ ` )ノ