手掌多汗症手術(ETS)の是非は賛否が真っ二つ!

※私は右側だけETSを行いましたが、手術に対しては勧めることも否定することもない中立的な立場です。

 

ETS 満足 後悔

 

今回は手汗治療の最終手段と言われる胸腔鏡下胸部交感神経遮断(以下、ETS(Endoscopic Thoracic Sympathectomy)にまつわるお話です。

 

ETSはご存知の通り、日常生活に支障をきたすほどの重篤な副作用が出てしまうリスクがあります。(代償性発汗)

 

そのため、ETSを行った人の中には、満足している人と、後悔している人が混在しています。

 

その結果、「ETSは本当に素晴らしい手術だ!」と心から勧める人がいる一方で、ETSによる後遺症を訴える被害者の会も存在するという賛否が真っ向から分かれています(^_^;)

 

多汗症患者同士が言い争う最悪の事態!

 

 

ETSの賛成派も反対派も共に真実であるが故に手術の是非に対して白黒つけられないのです。

 

そして一番悲しいのは、実際に後遺症(ETS症)と感じている反対派の人たちが、いかに声高にETSの副作用やリスクを叫び、賠償や保証を訴えても認められていないことです。

 

その理由は言うまでもなく、同じETSを受けた人の中には満足している人も大勢いるからです。

 

ETSの後遺症で苦しんでいる人の前に立ちふさがっている最大の壁は、施術した医師や保証を求める国ではなく、同じ手術を受けて結果に満足している元多汗症患者という構図になってしまっているのです。

 

ETS手術が改善されつつあるのは確か

 

 

現在はETS手術の技術レベルの向上や発汗メカニズムがより解明されたことにより、きちんとした病院を選びさえすれば、極端に重篤な代償性発汗を引き起こすリスクを下げることができるようになりました。

 

もちろんそれでもほぼ100%の確率代償性発汗は起こります。

 

ただ2000年以前のように、ほとんど説明もなく、もしくは副作用が強い極端な施術(完全切除や複数切除)は行われにくくはなってきています。

 

そのためETSに対する満足度の極端さは少しづつ縮まっていることは間違いなさそうです。

 

副作用のリスクを背負う覚悟ありますか?

 

手汗手術

 

ただ、ETSの満足度が底上げされてきているからといって、決して手術を勧めているわけではありません。

 

むしろ、やるか否か、より慎重に考えるべきです。

 

ETS後戻りできない最終手段であることはもちろんですが、決めてはやはり覚悟です。

 

どんなに辛い結果になったとしてそれを受け入れる覚悟が必要です。

 

怖がらせるつもりはありませんが、代償性発汗の対策は必須になります。

 

「もしかしたら日常生活に支障が出てしまうかもしれない、、、それでも今の状況よりはマシ!現状を変えたい!」

 

そういう覚悟・意思が強いほどETSの結果に満足できるのではないかと思います(^^)/

 

 

☆最後に実際にETSを受けた私個人のホンネ☆

 

手術は確実に副作用があるので、時間とお金はかかりますが、まずはできるだけたくさんの方法を試して、手術以外に満足できる方法がないか探すのが最善策です( ´ ▽ ` )ノ

 

人体の重要器官である神経をいじるというのは本来不自然な行為であり、できるなら手術はすべきでないというのが正直な意見であり客観的にも真実に近いと思います。