ETS手術の副作用!代償性発汗対策について
※おそらくこのページをご覧いただいている方であれば、多汗症に関して、そしてETS手術に関してもある程度ご存知の方が多いと思いますので、ETS手術や代償性発汗についてのあまり細かい詳細は割愛させていただきます( ´ ▽ ` )ノ
代償性発汗の様子
実際にETS手術を受けられた方も多くご覧いただいていると思いますが、きっと代償性発汗で苦労されているのではないでしょうか?
なので今回はその代償性発汗を一時的に抑える対策法をお伝えしたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
味覚性発汗を利用すれば代償性発汗を抑えられる!
まずは結論からお伝えすると、味覚性発汗を利用するという対策法です。
どういうことかというと、じつは代償性発汗と味覚性発汗は同時には起こりにくいという特徴があります!(ETS手術を受けた方でもご存知ない方が多いと思います。)
なぜ代償性発汗と味覚性発汗が同時に起こりにくいのかというと、それは代償性発汗のメカニズムを知れば納得できます。
◎代償性発汗のメカニズムを簡単に言うと、、、
1、体温が上がると脳が脳自体の温度を下げるために発汗の指令を出す。
2、しかし、ETS手術を行ったことにより頭部からの発汗が少なく冷却がスムーズでない。
3、脳がより発汗の指令を出すことで身体からの発汗が異常に増えてしまう。
そう、つまり頭部から発汗すれば、本来の ’’脳を冷却する’’ するという目的が達せられるために、脳からの発汗指令がそこで止まり、代償性発汗が抑えられるというわけです( ´ ▽ ` )ノ
そして、頭部から発汗させるために、あえて同じETSの副作用である味覚性発汗を利用するというわけですね(´艸`*)
重要なポイントは自分に合ったものを見つけること!
味覚性発汗で頭部から発汗させれば、身体からの代償性発汗が抑えられるという理屈はわかって頂けたと思いますが、重要なのはここからですw
たとえ理屈がわかっていても、実際にそれをうまく実行できなければ意味がありませんよね(^◇^;)
じつは今回の代償性発汗の対策法、ここが少し難しいところなんです。
なぜかというと味覚性発汗には発汗量の個人差が大きく、発汗の量はもちろんですが、何を食べると発汗するかも人それぞれだからです(^_^;)
そのため「一概にこれでOK!」とは言えず、これはもう色々と試して自分に合ったさじ加減を見つけるしかありません!
例えば私の場合、代償性発汗が起こりそうな時(電車に乗る時や、外出の直前に、)『ポッカレモンを3〜4滴』ほど口に含むと、明らかに代償性発汗が抑えられます(*^^*)
他にも『輪切りにされた唐辛子』も効果滴でした。(持ち運びもラクなのでこれオススメですw)
1輪を口に含むだけで額からジワっときます(*´∀`*)
ちなみに私には効果が弱かったですが、『酸っぱいグミ(シゲキックス)』なんかでも効果を実感できる人もいるかもしれませんね( ´ ▽ ` )
ただ、くどいようですが、間違うと逆に味覚性発汗で顔から汗がダラダラ、、、なんて本末転倒になってしまうので、自分に合う食べ物、量を見極めてください(^^)/
試し方としてオススメなのが、お風呂で汗をかいた時に、実際に口にしてみると効果がわかりやすいですよ( ´ ▽ ` )ノ
キツイ代償性発汗を少しでも抑えたいという方は、ぜひ今回ご紹介した、味覚性発汗で代償性発汗を抑えるという対策をぜひ試してみてくださいね!