ETS手術の副作用『代償性発汗』と服装の変化

 

代償性発汗 服装

 

手掌多汗症の手術(以下、ETS)をお考えであれば、当然、副作用である代償性発汗についてもご存知だと思います(^_^;)

 

しかし、実際の代償性発汗は想像以上に深刻な場合が多く、ただ知識として知っているという程度で、安易にETSを受けてしまうと後悔してしまう恐れがあります。

 

そこで今回は代償性発汗の汗の量をよりわかりやすく実感しやすようにお伝えしたいと思います(^^)/(写真あり)

 

暑い日の代償性発汗はこんな感じになります。

 

手汗の手術

 

上の画像にある2枚の短パン、パッと見ると色違いに見えますが、じつは元は全く同じ色です。

 

右側は代償性発汗のために汗で全体が湿っているので色が濃く見えているのです。(滴ったり絞れるほどではない)

 

下に履くズボン系は、胸部や腹部など上から流れてくる代償性発汗と、臀部、太ももなどからの代償性発汗が合わさってしまうので、このようになってしまうことは決して珍しい例ではありません(^◇^;)

 

とくに、薄手のシャツや、シルク素材などは、汗で身体にピタッと張り付いて非常に不快に感じてしまいます。

 

そのためETS手術をされた多くの方が、術後は代償性発汗対策のための服装、通気性が良く乾きやすいメッシュ素材やポリエステル素材を選ぶことになります。

 

夏場だけでなく冬にも影響します(^◇^;)

 

じつは代償性発汗は夏ほどではないにしろ、冬場にも影響してしまいます。

 

暖房などで室内でも代償性発汗が起きてしまうからです。

 

冬の場合、重ね着しているので汗が蒸発しにくく、外気温が低い上に汗が冷えるので、ブルブル震えてしまうなんてこともETSを受けた方なら一度は経験するはずです。

 

代償性発汗のせいでヒートテックが着れない人が多い(^_^;)

 

ETS 副作用

 

多汗症セミナーでETSを受けた多くの方からある共通する意見を頂きました。

 

それは「冬に’’ヒートテック’’を着たいのに着れない!」という声です。

 

どういうことかというと、、、

 

寒いからヒートテックを着る

暖かいから代償性発汗が起きてしまう💦

汗が冷えて余計に寒くなる (((;゚Д゚)))(ヒートテックが逆効果w)

 

この悪循環になってしまうからです(^_^;)

 

そのため、ある男性は、冬場でも一番下に着るのは夏用のメッシュ素材のTシャツと決めているとおっしゃっていました。

 

オシャレをしたい女子には想像以上に深刻な問題!

 

代償性発汗 程度

 

こちらの写真の女性は元々はそこまで汗かきではなかったそうですが、それでも暑い時期には代償性発汗によってご覧のように背中から滝のような汗が、、、(^_^;)

 

普段着は通気性を意識したり、汗をかいても目立ちにくい紺色系を選んでいるそうです。

 

男性もスーツなどを着ることが多くて面倒ですが、それでもやはり服装に関しては女性の方が悩ましい問題と捉えている方が圧倒的に多いですね。

 

ETS手術の決断は手汗が止まることと引き換えに、ある程度オシャレを犠牲にする覚悟が必要かもしれません。

 

今のETSは代償性発汗が抑えられるというのは半分ウソ!

 

よくETS手術を行なっている病院の公式ページなどに、「ウチの病院の技術なら代償性発汗は最小限。」みたいに書かれていることがあります。

 

これは半分本当で半分ウソだと思ってくださいw

 

というのも、たしかに多汗症のメカニズムなどがより解明され代償性発汗が20年前と比べて抑えられてきているの事実です。

 

しかし、このページでご紹介した写真はどれも2017年以降にETS手術を受けた方のものであり、最新技術(最新医療知識)を持ってしても代償性発汗はヒドイということです。

 

身も蓋もない言い方ですが、2000年以前の多汗症手術は副作用を無視したような雑な手術が横行していたので、それと比較すること自体が無意味なことなのです(^◇^;)

 

代償性発汗が『最小限』という言葉を、代償性発汗は『軽い』と誤解しないように注意してください!

 

ETS手術は100%の確率で代償性発汗が起きてしまうので、やはりできることなら手術以外の手汗対策を見つけのが最善策ではないかと思います( ´ ▽ ` )。